YO LA TENGOという友達のこと

popular songs/YO LA TENGO


ユーモアがたっぷりあって、だけど理性的。
すごく美しいけれど、時に狂気をはらむ。
一生懸命で、ゆったりしていて、
しっかりと地に足がついているのに、どこかふわふわしている。
一見、真面目なその外見からは想像もできない、
そのチャーミングで奥深い中身に、人はみんな魅了される。

その人と友達になりたい。
その人をもっと知りたい。
誰もが、そんな印象を持つ。

たぶん、YO LA TENGOというバンドが一人の人間だとしたら、
きっとそんなかんじ。

昨日、品川のステラボールで開催された、
YO LA TENGOのライブに行ってきました。
新作「Popular Songs」をひっさげての、2年ぶりの来日ツアー。

アイラ、ジョージア、ジェームズの、
相変わらず、ビューティフルで、クレイジーで、ストレートで、
ロックンロールで、チャーミングで、
子どもで大人なYO LA TENGO。
そんな彼らの約2時間のライブに、
会場は酔いしれ、静かに興奮していました
(もちろん、相変わらずの、あのダンスも健在!)。

生まれかわったら、私はヨラテンゴになりたい。
ライブのあいだ中、そんなことをずっと思っていました。
冗談でもなんでもなく。
だってこんなにゆるぎなく、正直な人たちはそういない。
こんなにすてきな人たちは、そういない。

「Popular Songs」の日本版に入っている、
ジョージアが歌う「You've Got A Friend」。
原曲はJames Taylorの"君の友達"。
うん、思えばこれって、YO LA TENGOを
一言で表した言葉なのかもしれないなあ。
だってYO LA TENGOを聴いていると、
とても親密な気持ちが生まれてきます。
それはきっと私だけじゃないはず。

昨日もライブを聴いているとき、広い会場なのに、
ヨラテンゴの音楽と私が(私以外のみんなも)、
1対1の関係になっていくような気になりました。

きっと彼らのくりだす音楽って、
人の心やからだに入り込むことが、
世界でいちばんめとかにばんめくらいにに、
上手な音楽なんじゃないかなあ。

今日も夜中には「Popular Songs」を聴きながら、
眠りにつくことでしょう。
そして今日が終われば・・・明日はブルースターズナイト!
みんなでSUGAR CUBE!!

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