土曜日は、ブルスタ×ワイヤー企画の『THE WILD CARD』と
KBC Japan Tour After Partyでした。
お越しいただいたみなさま、ありがとうございました。
次の日の11時の便でイギリスに帰るというのに、
夜中になってもまだまだ大はしゃぎ中のKBCをはじめ、
「JUNIOR MIDDLE 」という一見かっこよさそうな名前の、
その正体はつげくんと Kato-Chang.JrだったというB2Bユニットや、
元ブルスタDJの"イケメン"つっちーに相変わらずかっこよい大貫さん、
Freak Affairの遠藤くんやOUT OF TUNEのnaka-2くん、
そしてつなぎまくってみんなを気持ちよく踊らせていた
我らがリーダーちっちなどなど・・・
入り乱れたDJ陣、とてもおもしろかったです。
ところで私の出番は夜中の3時半頃で、ちっちのあと。
「さてさて、一発めになにかけようかな」と、
酔った頭でちっちの横をふらふらしながら、
ふと、「あ、THE KNACKにしよう」と思いつき、
"MY SHARONA"をかけました。
もちろん、男の子や女の子、日本人やイギリス人やドイツ人やフランス人など、
たくさんの人たちがフロアで乱舞していました。
「やっぱ、みんなこの曲が好きなんだなあ」
そんなことを思いながら、DJブースから、
たのしそうなみんなの姿を見下ろしていました。
時は2010年2/13の真夜中、つまり、2/14バレンタインの早朝。
そして、そのちょうどおなじ日に、THE KNACKのフロントマンである
ダグ・フィーガーが、息を引き取ったそうです。
ここ数年は、脳腫瘍と肺癌を併発し、痛みを抑えながらの
闘病生活を送っていたそうです。
享年57歳。
私がこの曲を知ったのは、確か15歳の頃だったと思います。
その頃わが家にケーブルTVが導入されて、ベストヒットUSAしか知らなかった
私は衝撃を受け、毎日学校から帰ったらMTVを観る、という毎日を送っていました。
その頃はアメリカのMTVのプログラムをよく放映していたのですが、
その中に"クラシックMTV"という、60〜80年代のビデオクリップだけを
流している番組がありました。
ある日、いつものようにその番組を見ていると、
なんだかちょっともっさりとした男たちが、
演奏しているビデオクリップが流れたのです。
それが、THE KNACKの"MY SHARONA"のビデオクリップでした。
クリップ自体は、白ホリの中でバンドが演奏しているだけという、
まあまったくお金のかかってないビデオなのですが、
"なんかあんまりかっこよくない人がシャウトしているけど、
なんだろこの音楽。
聴いたこともない音楽だけど、なんかかっちょいいなあ。
しっかし、みんなかっこよくないなあ・・・"
と、10代の少女は感じたのでした。
そしてそれまで、60〜70年代頃の音楽というと
ビートルズとカーペンターズとサイモン&ガーファンクルくらいしか
知らなかった私は、そこから結構古めの音楽も聴きだすようになったのです
(まあ、これは79年だからもう終わり頃なんだけど)。
「元祖・一発屋」という呼び名でも囁かれる彼らですが、
"MY SHARONA"のインパクト、誘因力、爽快さ、ユーモアさ、
クールさ、爆発感、そして一体感。
そういうものがぐぐっと内包される音楽って、
人生で、なかなか出会えるものじゃないと思います。
つくるほうも、聴くほうも。
みんな大好き、"MY SHARONA"。
ダグ、ありがとう。安らかに眠れ。
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