死ぬまでに一度は聴いてみたい"究極のミックス・テープ"

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1999年にイギリスの最南端の町、ライ近郊にあるキャンプ場でBelle & Sebastianが開催したイベント "Bowlie Weekender" がきっかけとなってスタートし、めでたく10周年を迎える今年、奇跡の復活を遂げたMy Bloody Valentineがキュレーターを務めることでより一層注目を集めている、世界最大のオルタナティヴ・ミュージックの祭典All Tomorrow's Parties(以下ATP)。

日本でもフジ・ロックやサマソニをはじめとするフェスがたくさんあって、それぞれ多様化して、それが当たり前になってる昨今ですけども、このATPがなければきっとこいったフェスの発展は全部なかったんじゃないかなーなんて思います。

SXSWがどちらかといえば業界向けのコンベンション型フェスとすれば(もちろん、これはこれで素晴らしい!というか我々CAUCUS来年の出演オファーを頂きました!ありがたき幸せ!)、ATPは名誉あるバンドやアーティストがよりオーディエンスに近い立ち位置に立って作られていると思う。

その10年という節目を記念して初の映像作品として公開&リリースされるドキュメンタリー映画「All Tomorrow's Parties」の、都内某所で先日行われた関係者試写会に、なんとこの僕が生意気ながら潜入して参りました!!

うほっ!いい仕事!!(いやまじ僕なんかが甘い汁吸ってすんません。。>>会社の人々)

テキトーに職場での仕事を切り上げ(嘘です。とてもまじめに働いてます。勤務中は七三分けでシャツインです。嘘です。)、いざ会場へ。

少し遅れ気味だったため、本当に残念なことに冒頭を見逃してしまったのですが、到着するや主催の方に「Battles見逃しちゃいますよ!お急いぎください!」と声高らかに誘導される。

すると、

「ドッドドッドドッドドッドドッドドッドドッドドッドドッドドッド」と、ブルスタでもお馴染みBattlesの人気を決定付けた長編盆踊りキラートラック"Atlas"の音圧が!!

席に着き、入り口で頂いた赤ワインを嗜みながら画面に釘付けになりました。

パフォーマンス映像を中心に、関係者のインタビュー、アーティストのオフ・ショットやオーディエンスの様子を織り交ぜつつ、テンポよく映像が進んでゆきます。

歴代のホストを務めたMogwai、Tortoise、Shellac、Autechre、My Bloody Valentine、Flaming Lips、Dinosaur Jr.、Mars Volta、Slint、Breeders、Belle & Sebastian、Dirty Threeさらに、Iggy Pop、Sonic Youth、Yeah Yeah Yeahs、Gossip。。。。。。。。。。
と、まだまだとてもじゃないけど書き切れない数のバンド・アーティストの名演がズラリ。

その中でも特に印象に残ったシーンをいくつかご紹介!!

【1】インタビュア、サーストン・ムーア。独演者、サーストン・ムーア。

Sonic Youthのサーストン・ムーアが、10代後半か20代前半くらいの男の子にインタビューをするシーン。2人の若者に「今の音楽シーンについてどう思う??」と尋ねるサーストン。緊張しているのか何なのか終始モジモジと「え?うんまぁ、、そうだね。」みたいなはっきりしない様子の青年たち。すると、それ端を切ってサーストンが喋る喋る!笑 「俺が思うにね、まず、大手のレコード会社を潰すべきだ!あいつらは若者の購買意欲を操作して業界を、世界を支配しようとしている!そうさせないために、みんなでレコード会社を潰しに行こう!」みたいなことを延々と語る。


【2】Akron Familyの暑苦しいにもほどがあるパフォーマンス

来日公演にも遊びに行っていたので予測はしていたけれど、こいつらやっぱりオーディエンスの煽り方がすさまじく上手い!それが狙ってやってるというよりは天然な感じ。それこそBattlesにも通じるトライバルでカントリーでオルタナティヴで、もはやなんだかよく分からないけど、凄まじく踊りたい衝動に駆り立てられる祭りばやし的縦ノリと、絶妙なコーラスワークや合いの手によってジワジワを観客は狂乱の渦へ。さらに追い討ちをかけるように、一人のメンバーがステージを降り、ドラム(というよりは太鼓)をもって、会場中を走り回って煽りに煽り、その場に居合わせた全員が踊り狂い絶頂へ。個人的にWoodstockでのSly & The Family Stoneの熱演を思い出しました。


【3】Patti Smithはただの白髪のおばちゃんじゃなかった

本編の最後から、エンドロールにかけてのシーン。演奏が終盤に差し掛かり、ギターを掻き鳴らしながら、叫びにも似たメッセージをオーディエンスに送り続ける姿が映されています。これは僕の駄文なんかで内容を知ってしまってはあまりにももったいなすぎるので、是非本編をご覧下さい!!!


というわけで、近々DVDがリリースされます!!!こりゃ本当に必見です!
こんなに胸が熱くなるドキュメント映画、僕は他に知らないです。

巷の噂によると、ディスク〇ニオンだかなんだかっていう赤黒看板のレコード屋さんでは、Tシャツ付のセットも販売になるそうなんで、コチラもオススメですよ!
え?僕ですか?まさか~、関係者じゃないですよ!!

あと、ATPにスポットを当てた、クラブ・イベントでDJをやることになったので、こちらものぞいてみてください!!


いつか日本でも開催しないかな。。。。日本にも世界に誇れるキュレーター・クラスのバンドはいる。死ぬまでに一度は足を運んでみたいもんです。

コメント(1)

わ〜〜お得!ユニオンで買わなくちゃ!

日本でやってほしいけど、きっとこういうかたちのフェスが日本で成功することはなさそうな気がする。サーストンが言ってるようなことが、ちょっと違う形で、日本の音楽社会でうまいこと変なバランスを保ってそる気が大いにするからなあ。

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